エリック クラプトンを忘れていた
今までアップしたブログの索引を作ったところ、クラプトンの記事がないことを発見。
音楽好きなのにコンサートへ行かない私が、唯一、複数回行っているのはクラプトンだけ。
1987年、1991年(ジョージハリスン)、あと2006年。
彼の音楽を最初に聞いたのは1974年の461 Ocean Boulevard の"I Shot The Sheriff"（なんと彼の唯一の全米№1ヒットらしい）。
その後、beatlesの時と同様、過去へ遡って聞くことに。アルバムlaylaとcream時代の曲を聞きまくった後、ソロ活動のＬＰレコードをコレクション。
特に学生時代に聞いたJust One Night (武道館ライブ)は好きだったなあ。(上のツアーメンバー写真の一番左側)
ブルースもだんだん理解できてきた(と自分では思っていた)頃で、1番好きなアルバムです。
ジャケットもブラッキーとのツーショット。サウンドもブラッキーの生音がいい感じです。
私はこのレコードからアナログ録音したのをＭＰ－３に変換してミュージックプレーヤーで聴いてます。
その後、ＣＤで再発売され、もういちど全部買うことに。給料をレコードとＣＤコレクションにつぎ込んだなあ。
動いているクラプトンを初めて見たのはバングラディシュのコンサート(1971年の映像)。
クリームの演奏と比べるととんでもなくイケてない。薬物等の影響なのかはどうかはともかく、本当にクラプトンか?と思うような演奏でした(失礼。)
←バングラディシュコンサート。左はジョージハリスン。
そのクラプトンをはじめて生のライブで見たときの感想。
「本当にいたんだ」(笑)
本当にそう思ったんですよ。私の年代では動いているミュージシャンってなかなか見る機会が少なかった。
それが目の前(といっても数十メートル先)にいる。動いている(笑)
ニコニコ笑いながら演奏するクラプトンを必死で見てました。本当に嬉しそうにギターを弾いていたのが印象的。
なんか70年代～80年代初期の日本のコンサートで、クラプトン本人が途中で寝ちゃったとかいう話があったらしいけど本当なのかな。しかも落語の志ん生師匠みたいに観客が「このまま寝かせてやれ」とかいう雰囲気だったとか。
それくらい、クラブトンは日本のファンが好きでリラックスして演奏しているのが印象的だった。(80年代初期はアルコール依存症だったという話だが)
ジョージと来たときには1番大事な「while my guitar～」のソロの出だしのところがイマイチだったのしか覚えていない。でも当時のクラプトンバンドは本当に演奏がうまかったなあ。
2006年の時にはデレクトラックと来日して、すばらしい"motherless children"を聞かせてくれました。最初に聞いた461 Ocean Boulevard の一曲目。30年前に一気に連れてってくれたナイスな演奏でした。
この時はたまたまインターネットで予約したチケットがいい席で、本当に目の前で見れて、聴けたんです。
"cocaine"が始まる前のカウントをクラプトンが会場に背を向けて、バンドに向かって「1,2,3 」と言った『肉声』も聴くことができました。
1番好きなソロアーティストは?と聞かれたら間違いなくクラプトンかな。
好きな曲ＢＥＳＴ3は
● Bell Bottom Blues
● Worried Life Blues
● Cocaine
laylaは聴きすぎて(笑)というかあれは「ロックのベスト3」にはいっちゃうので。
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オークションに出品された彼のギター"ブラッキー"は一億円を超えたんですよね。たしか。
ジミヘンが実際にステージで火をつけて焦げたギターも出たらしいけど、一億超えたのかな。同じ一億円だったらジミヘンも大好きだけど、やっぱブラッキーかな。
ブラッキーは1970年にクラプトン自身が購入した中古のギター３本(1本100＄)をバラして、いいとこだけ使って作ったので、もともとの価格は300ドル(当時36,000円)＋工賃。
2006年には完全復刻版が出されましたが、すぐ売り切れたとか。24,000＄。限定275本。
裏なんかギズだらけですが・・。240万円か。本物が一億円でコピーが240万円。ん～。
ブラッキーで最後の演奏。1985年Live-Aid。
ちなみに、我が家にある黒い自作パソコンには「ブラッキー」と名付けてます(笑)
もうひとつ「ちなみに」ですが、laylaの時は「ブラウニー」というストラトキャスターだったらしい。
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写真は我が家のパンフから勝手にスキャンでスマン。
見つかったらただじゃスマン。皆さん内緒にしてね。